私的メモ。 地球が静止する日を見たんだけど…
(*ネタバレ注意)
せっかくクリスマスなんだしそれらしいことをしましょうよ、と言うことで久しぶりに映画を見る。
基本的に出不精の私だが、こんな日なので外出。
「地球が静止する日」
キアヌリーブス主演のSF映画である。
この手の宇宙襲来モノを見るのはディープインパクト/アルマゲドンあたり以来だろうか。
主人公は女性科学者。
しかも宇宙微生物学が専門らしい。燃える。どんなアイディアで宇宙人を撃退するのだろう、とwktk。
掴みは素晴らしく良い。
科学者がいきなり超国家規模の災害に対処するために収集される。カッコイイ。
しかもめちゃくちゃ時間がない。スリリング!
グロ系のギミックで登場するキアヌもおどろおどろしくて良い。生体宇宙服はナイスなディティールだ。
人類に攻撃する高度文明!燃える!燃えすぎる!
異星人を力押しで攻撃するアメリカ軍の描写はハリウッドの右に出るモノはいない。迫力満点で◎。
が…中盤からなんか話がおかしくなってくる。
いきなり話の主題が、黒人の息子と白人の継母とロクに説明もない(!)父親の話になる。
は?なんで?
また、政府機関が鹵獲した敵ロボット(通称ペプシマンw)が非常に格好悪い。それを調べるという燃えシチュエーションがまたチープ!
これなら日本のアニメの方が数倍格好良く描けるだろ…jk。
ハリウッドのSF美術は最近全然進化して無いじゃないか!
そして極めつけが話のオチの付け方。
前述の黒人息子と科学者継母がキアヌを説得するという、なんつーかもうトンデモ展開。
その時点で見てるこっちは口アングリですよ…
お前らは禁書の上条ちゃんか?と。
宇宙微生物学はどこに行ったんだよ?SF的な燃える解決法とか、ないのか?え?ないの?
これだったらアルマゲドンの方がまだマシじゃねーか? (;´Д`)
すげぇ…ある意味すげぇ…。
ハリウッドSFの定番オチとも言える家族ネタなんだろうけど、前半とのあまりの乖離に開いた口が塞がらない、というか。
前半は純SFとして盛り上げ、かなり期待させられたのに、後半はとってつけたようなやっすい家族ドラマで落とされるとか、もうね…。
いや、いいんですよ、オチが家族の絆とかそういうのでも。キッチリと前振りしておいてもらえれば納得できるんです。しかしこの話、前半はSF描写で盛り上げるだけ盛り上げて、そんな伏線はほんのちょっとだけですがな。
あと、息子の屈折した感情を描写するなら、もっと年齢層を上げなかったのが最大の失敗だと思われ。
息子がせめてミドルティーン~ハイティーン(いわゆる中二w)世代であれば、もっと説得力があったと思うんだけど、黒人息子が幼すぎて、ただわがままでウザいだけになってる。なんでこうしちゃったのかなぁ?
そこが非常に疑問。
に、したって、親子愛に感動→人類抹殺やーめた、は超展開すぎるんだけどな… (;´Д`)
以上、SFとしてはすごい期待感を抱かせる導入→展開だったけど、中盤以降、脚本の破綻がすごすぎて泣いた映画でございました。こんなのをクリスマスに見せられると…悲しいやら笑ってしまうやら、複雑ですワ。
アニヲタ的には邦題の元ネタ、Gロボの方が数十倍面白いだろ…という結論でしかないんですが…
マトリックスの時も思ったけど、なんつーか、キアヌリーブスってな~んか魅力的だなぁ。
典型的なハリウッド美形では無いんだけど、なんか得も言われぬ魅力があるなぁ、と思った次第。
久しぶりの実写もいい。
せっかくクリスマスなんだしそれらしいことをしましょうよ、と言うことで久しぶりに映画を見る。
基本的に出不精の私だが、こんな日なので外出。
「地球が静止する日」
キアヌリーブス主演のSF映画である。
この手の宇宙襲来モノを見るのはディープインパクト/アルマゲドンあたり以来だろうか。
主人公は女性科学者。
しかも宇宙微生物学が専門らしい。燃える。どんなアイディアで宇宙人を撃退するのだろう、とwktk。
掴みは素晴らしく良い。
科学者がいきなり超国家規模の災害に対処するために収集される。カッコイイ。
しかもめちゃくちゃ時間がない。スリリング!
グロ系のギミックで登場するキアヌもおどろおどろしくて良い。生体宇宙服はナイスなディティールだ。
人類に攻撃する高度文明!燃える!燃えすぎる!
異星人を力押しで攻撃するアメリカ軍の描写はハリウッドの右に出るモノはいない。迫力満点で◎。
が…中盤からなんか話がおかしくなってくる。
いきなり話の主題が、黒人の息子と白人の継母とロクに説明もない(!)父親の話になる。
は?なんで?
また、政府機関が鹵獲した敵ロボット(通称ペプシマンw)が非常に格好悪い。それを調べるという燃えシチュエーションがまたチープ!
これなら日本のアニメの方が数倍格好良く描けるだろ…jk。
ハリウッドのSF美術は最近全然進化して無いじゃないか!
そして極めつけが話のオチの付け方。
前述の黒人息子と科学者継母がキアヌを説得するという、なんつーかもうトンデモ展開。
その時点で見てるこっちは口アングリですよ…
お前らは禁書の上条ちゃんか?と。
宇宙微生物学はどこに行ったんだよ?SF的な燃える解決法とか、ないのか?え?ないの?
これだったらアルマゲドンの方がまだマシじゃねーか? (;´Д`)
すげぇ…ある意味すげぇ…。
ハリウッドSFの定番オチとも言える家族ネタなんだろうけど、前半とのあまりの乖離に開いた口が塞がらない、というか。
前半は純SFとして盛り上げ、かなり期待させられたのに、後半はとってつけたようなやっすい家族ドラマで落とされるとか、もうね…。
いや、いいんですよ、オチが家族の絆とかそういうのでも。キッチリと前振りしておいてもらえれば納得できるんです。しかしこの話、前半はSF描写で盛り上げるだけ盛り上げて、そんな伏線はほんのちょっとだけですがな。
あと、息子の屈折した感情を描写するなら、もっと年齢層を上げなかったのが最大の失敗だと思われ。
息子がせめてミドルティーン~ハイティーン(いわゆる中二w)世代であれば、もっと説得力があったと思うんだけど、黒人息子が幼すぎて、ただわがままでウザいだけになってる。なんでこうしちゃったのかなぁ?
そこが非常に疑問。
に、したって、親子愛に感動→人類抹殺やーめた、は超展開すぎるんだけどな… (;´Д`)
以上、SFとしてはすごい期待感を抱かせる導入→展開だったけど、中盤以降、脚本の破綻がすごすぎて泣いた映画でございました。こんなのをクリスマスに見せられると…悲しいやら笑ってしまうやら、複雑ですワ。
アニヲタ的には邦題の元ネタ、Gロボの方が数十倍面白いだろ…という結論でしかないんですが…
マトリックスの時も思ったけど、なんつーか、キアヌリーブスってな~んか魅力的だなぁ。
典型的なハリウッド美形では無いんだけど、なんか得も言われぬ魅力があるなぁ、と思った次第。
久しぶりの実写もいい。
comment
post comment
trackback
trackbackURL:http://nervousbreakdown.blog77.fc2.com/tb.php/824-a1b241c3