聖と俗
ゲスト、真堂圭。
浅野真澄:「一騎当千をワンクールやってさ、ずっと圭ちゃんの近くの席に座ってたの。でもなんか圭ちゃんのイメージってさぁ、鏡に映らなそうなイメージない?歩いてるとき、平行移動しそうとかさ、鏡に映しても映らなそうとか、影がなさそうっていうか、なんていうの?光が当たった時、”あっ!圭ちゃんだけ影がない!”っていう感じのイメージなんですけど。」
生天目仁美:「確かになんか、昼間っていうよりは夜のイメージだよね(笑)」
真堂:「えぇ~っ?(不満)」
仁美:「いい意味で。」
浅野:「いい意味で。」
真堂:「うぅん?」
真堂:「死んで…」
浅野:「いや、死んでるとかじゃなくてさ、なんかミステリアスな雰囲気?」
真堂:「えー!?だって今の会話でミステリアスって感じ全然しないですよー!真澄さーん。」
浅野:「いやいやねぇ、すごい謎が多い、っていうかさー。」
仁美:「笑いそうにないイメージじゃない?」
浅野:「圭ちゃんでしょ?」
真堂:「笑ってるよ?笑ってますよ?」
浅野:「イメージが。イメージが、ね。」
真堂:「どんなイメージですかぁ…」
浅野:「いいイメージだよね…?」
真堂:「全然いいイメージに聞こえない!(笑)」
浅野:「確かに人間から産まれた感じがしないんだよね。もう一人圭ちゃんがいて、そこから分裂したみたいな。でもいいことだよ、だってあたしとかなばちゃんはものすごい俗っぽいわけですよ。」
仁美:「ますみんはね。」
浅野:「あんたもだよ!!」
浅野:「(私達は)バーゲンセールに行ったりとかさ、ポイントスタンプとかいっぱい集めてそうな俗っぽいイメージがするじゃない?」
真堂:「あぁ…」
浅野:「うん、だって!」
仁美:「うわ!ひどいひどーい!!(笑)」
浅野:「後でボコ殴りだ(笑)」
浅野:「でも圭ちゃんのミステリアスで正体の知れない感じはさ、女としては良いんじゃないかな?」
真堂:「えー!?でも、逆にダメだ、って言われましたよ?こないだ。全然モテないです、って相談したんですよ先輩に。したら、お前は人見知りを直さないと無理だ、って言われました。」
仁美:「でもモテないベクトルがうちらとは違うよね。」
浅野:「そうかもね。」
浅野:「でも確かに(真堂は)洋服とかを脱がした時に、リカちゃんみたいになんにもついてなさそうじゃない?」
仁美:「ねぇねぇ、なんの話してるの?(笑)」
浅野:「イメージ!イメージ!…でもお人形みたい、ってことだからね。」
真堂:「コケシですか?…コケシなんでしょ?(不満たらたら)」
これがまた難しい問題で。
浅野さんはフォローの気持ちも含めて、「女としては良いんじゃない?」と言ってますが、男としては、ミステリアスで女性としての神秘性、男には理解できないモノに引かれる気持ちも十分あるのですが、時として、激しく俗っぽいモノに惹かれたりもするわけですよ。
いつもはオシッコする想像も出来ないような少女の神聖性に憧れながらも、ある時突然人妻奴隷ものがどうしても食べたくなったりもするのですな。
結局どっちかの嗜好に多く振れてたとしても、それがいつでもいつまでも正解、とならないのが男の難しいところで。