もどかしい世界の上で

桃井はるこの超！モモーイ 第56回より。

桃井はるこ：「ステッパー運動ってあるじゃないですか？ダイエット用の。あたしそれを持ってて、よくライブの前とかになるとダンベルもってステッパー運動するんですよ。で、これで充電できれば最高なのに、って。できそうですよね。」

ここは、ドラえもんの秘密道具的に、食べた分のから過剰接収カロリーは電池として吸収する、というネタを受けての発言なのですが…

ちょっと考えた。
過剰摂取したカロリーってなんで過剰に摂取するんだ？と。
要するに必要分以上の食事を摂るからダイエットというある意味無駄な作業の必然性が生じてくるワケで。
如何に食欲も一つのバイタリティの一つとみれば、多少過剰なぐらいな方がエネルギッシュであり、ダイエットするぐらいの活動力は逆に、活力になる気もしないでもない…

が、やっぱりダイエットとか直接的にみれば、ほとんど生産性に寄与してないよなぁ…と思ったり。
やっぱりダイエットってのは、食べない、がまず先に来ないとダメだな。
食べるならスポーツを定期的にやってエネルギー消費を維持しないと無理だけど、その肝心の体を動かす時間がとれぬわ　


とはいえ、好きなものを好きなだけ食べたい！という食に対するプリミティヴな欲望ってのは、昔に比べたら大幅に減った。
昔は記念日デートとかで奮発した高級レストラン的なところへ行くと、なんでこんなに量が少ないのか理解できなかったけど、
いい歳になると、美味しいものを少しづつ堪能したい、という気になるし、体からの欲求もそうなってくる。

今になって、フランス料理のコースってのはなんで量が少ないのかがわかったですよ。
若いうち行ってもわからんことはいろいろあるね。