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逆説の日本史 第一巻 : 世界史との断絶

続、逆説の日本史、古代編を読む。

読み返してみるとまた新たな発見をするのも読書の醍醐味の一つだな、と思う。

今回、ふむ、と膝を打ったのが、神功皇后の三韓征伐のトコロ。
いわゆる記紀の神話的エピソードであり、特に戦後は嫌われた話なのだが…

私たちの世代ぐらいだと、学校の歴史教育でこのあたりで記憶に残ってるのは、広開土王碑という史跡があって、日本は4~5世紀頃朝鮮に軍事侵攻していた、ということをサラッと、ほんとにサラッと教えてもらった位だった。

これは後に、旧軍部の改竄疑惑などで歴史的評価が難しかった、という事実を知るのだが、学校教育における神話の扱いはホントにデリケートだったんだなぁ…と振り返ってみると思わされる。

ま、それはさておき。

要旨を話せば、この頃、戦前の歴史教育並の、神功皇后の三韓征伐は誇張だったものの、日本は朝鮮に軍事進出していたのは事実だ、という結論なのだが…これに対しては特に異論はない。

ただ、その事実が違和感、というか実感として素直に入ってこないのだ。

それは何故か?

実は私は、日本史が大好きで中学から受験科目に全て日本史ばかりを選んで、世界史をほとんど勉強してこなかった。
今は世界史は必修になってる?のかもしれないが、受験戦争の名残を残す世代では、自分の受験選択科目以外はほんとに未履修だったんだよ、これが(笑)
私の通った学校が一応進学校と言われていたせいもあるかもしれないが、そのせいで私は世界史に触れることなく大学に入り、そこで、現在の資本主義社会を形作るキリスト教文化からルーツの歴史が全く知識がなかったため、非常に苦労するハメになったのだ。

世界史に触れていれば、いくら文明度が高くても、それは軍事的にイコールではなくて、高度な文明国家が蛮族に侵されるという事例は本当に幾つも存在した、という感覚を普通に身につけられる。

しかし日本史のみを専攻していると、それがわからない。

更に、現代のニュースなどをチェックしていればしているほど、文明度=戦争に強いという錯覚に侵されてしまう。
歴史においても、劣っているモノが進歩したモノに征服されて、リニアに文明度が上がってきたという錯覚である。


私が、その、文明度は時間とともにリニアに進歩してきたのではない、時には文明は後退しながら歴史は作られた、という事実を感覚で実感できたのは、絵本だった。
定点観測で人々の暮らしを精密に描いた絵本があり、古代生活から現代までの人々の暮らしが描かれているのだが、ギリシャ時代に花開いた、インフラ、学問文化、芸術等が、次のページでは蛮族に侵されてすっかり古代の生活に戻ってる!ギリシャ神殿が廃墟になってる!唖然…ある意味、私には衝撃的な絵本で、頭ではわかっていたつもりだったことが、実は正確に実感出来ていなかった、ということが思い知らされた、個人的にはカルチャーショックな一冊だった。

本の名前も出版社も忘れてしまったが、できるならもう一度じっくり見てみたい気もする。
今度図書館に探しに行こうかな。

あ、そうそう。
その本は、町はずれに古代からずっと毎ページ(ほぼ全時代に)、処刑場があったのが笑った。業が深いよ、人間は。
.16 2007 10 59 アニメ雑談拾遺 comment0 trackback0

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未だにアニメが楽しめるとは思わなかったいい歳の人。

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